おかわりください

観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

曖昧な定義・自担と推しと孫

若手俳優と呼ばれるひとたちのあれこれを見だしてから自然に「推し」っていう言葉を使うようになっている。
10年以上ジャニオタをやっているので一番好きなひと、この人がわたしのいちばん、という意味合いでの「自担」が私の中には存在していて、その人と比べるべきものではないので*1一番という括りをもう一つ増やしたような感じでふんわりと「推し」という言葉にあてはまる人が出来た。
これは「自担」の時もそう思ったのだけれど「この人が推しです」「自担は〇〇です」という言葉はある意味そのオタクの名刺変わりになる「〇〇推しのひとだ」「〇〇担の人だよね」という具合にその人のパーソナリティまではいかないけど何となく分かりやすいし、人を介して紹介される時とかに一番簡潔だったりする。*2
近年というかツイッターが出てきてからだと思うのだけど「オンリー担」とかいう言葉も出てきて様は「自担しかすきじゃありません」宣言みたいなものだけれど、それはそれでいいとして物凄く攻撃的だなあと思っていた。
私は事務所まるまる全部好きで沢山好きなグループ、タレントが居る人から見ればオンリー担だし、ガチンコオンリー担から見ればDDなんだろうな、という中途半端な感じでいる。TVでもなんでもふらっと軽い気持ちで見るのは楽しいし、その時その瞬間で好き!かわいい!ってなるひとたちは沢山いる。そんな中わたしの一番星は一人だけで、それはずーっと変わらないから自担って呼ばれる人は変わらず一人だけ。
ジャニオタの世界だけだった頃の私の中での「推し」という言葉は「自担ではないけれど、ちょっとお金をかけて見たりなんだりする対象」というイメージだった。これは完全に意味合いとカテゴリが違う問題で推しという言葉の意味を下げている訳ではない。現に私にも推しといったらこの人かな…という人がいた。そして歴史は繰り返すじゃないけどその推しの人の方の現場の方が圧倒的にあったからその人担だと思われていた事が多い時期もあった。自担…昔から映像畑メインなのとその他諸々の理由でジャニっこの中では圧倒的に現場が少ない人なのだ(ある時はずっとある)自担のお知らせは来ないけれど推しの知らせはくる…よし、行くか…と申し込みする。推しの現場に行く。推し担の(もうよくわからん)友達が増える…というループ…。帝劇も推しに連れていってもらった。日生も。
同担拒否とかはあまりなくて全国一緒にあちこちいく友達もただただかわいいかわいいって話を過ぎて「お客様困ります…」とたしなめられた友達もいる。
で、ジャニオタの自担と推しの違いってどこなんだろうと考えた事があって、その中で何となく見つけた自分なりの定義が「自担は自分が苦しかろうがなんだろうがその人を見に行くひと。一番の優先順位」「推しは楽しい部分だけでいい」
これ。
これが一番大きい。
変な話だけどめちゃくちゃにビズが悪くても自担は自担なんだけど、ビズが良くない時の推しは特に目に入らない。完全に良い所どりなのが推し
まあ…私の場合は気に入らないビズの時は自担でも文句言ってたけど…けど…それでも自担は自担なのでその気に入らないビズでもおまえのことは好きだぜ!!っていう負け戦。でもどうせ金を払うなら多幸感あふれるものにお金を払いたいじゃない…という感じ*3なんでも肯定するような時期は終わってしまったので、ふんがー!とすることがあるかもしれないけれどできるだけ長い時間の好きを持っていたらいいな、と思っている。永遠とかずっと、とかは最初から思っていないので10年以上一番好きなだけで相当なミラクルなのだ。そういう意味では殿堂入りしてるのかもしれない。だってずっとかわいくて綺麗なんだよ。仕方ないじゃん。

そして若手俳優界隈の方の話。
こっちにくると自担→推しという変換になる。使っている言葉は同じだけれどジャニオタの推しという意味合いではなく自担に近い。
近いとしているのは自分の中での話なのだけれど、完全に=ではないから。感覚的なものになってしまうので言葉で説明することが難しい。
私の中のぼんやりとした「推し」定義は「演技をしている所をとにかく見たい人」なので舞台、映像、問わず1回は必ず見たい。地方在住オタク*4なのと、仕事の事もあるので毎演目ガッツリ全ステ!!とかは難しいのだけれど自分の中のポイントを外さないようにしてここ!これ!っていうタイミングで見れたらいいなと思っている。演目、題材が自分の好みと合わなくてもなんでも見たい、見に行く、っていうのが推し
そしてもう一つ、友達に「それが何なのかよくわかんない」って言われた定義が「孫」です。
孫。そのまんま孫なんですけど。今年に入って甥っ子が爆誕して可愛がっている祖父母となった両親や、自分もかわいいかわいいしているタイミングだったので「あぁ、孫だ…」となったのだけれどこちらは先ほどジャニオタの方でいう「推し」に近い。そこに養育責任とかはないからただただかわいいね~いいこだね~てするのが孫。見たいものは見に行くし、これは別にいいかなあ、と思ったものは行かないというフランクな姿勢でいます。だから初日とか千秋楽とかにこだわりはない。行ける時に行くって感じ。多分傍から見たら違いは無いのだろうし孫ちゃん推し、孫ちゃん担だと思われてるかもしれないけど「諦めがつくかどうか」なんだろうな。
だから推しと孫がいる現場はコスパが最高にいい!!って優先する。今度も一回の遠征でまとめて見れそうなので(現場は別)本当にあなたたちいいこね…とエアなでなでしてます。

チケ取りに関しては自担だろうが推しだろうが孫だろうが関係ないです。行きたいもの見たいもののためにはその時の瞬間最大風力で挑む。必要な力が強いのであれば強めに出すし、これくらいで大丈夫そうならこれくらいって調整はするけれどそれは相手が私のかわいい人達ではなくその他大勢だから。
最近の2.5強め演目のチケ取りの何が辛いって戦う相手の大凡の母数が見えないことだよねーーー…ジャニってFCがあるから中抜けしてる番号とかも考えても大体の戦う数が見えるので自分もそれに合わせて動けたりするけど2.5ってそうじゃない…刀ステだけは最速先行の1週目の枚数でなんとなーく把握できたけどあんまり参考にはならない感じ。まあいつ何時でもそれなりに弾は打ちますけど。
推し」というのが名刺変わりなら「推しじゃないから」というのは免罪符かもしれないけど、その時見たいもの、行きたい所が義務ではなく気持ち悪いくらい溢れるもので突き進むの現場であって欲しいしそういう気持ちでいないと自分の心が何か死ぬので、これからもこんな感じでしゅぱ!!って色んな物を見に行けたらいいなあと思う。
早く自担推し孫のトリプルブッキング期間になって私の気持ちを試して欲しい。
なんかねえ…上手いこと被らなくて財布だけが死にそうな未来しか見えないんだよ。なんでだ。


 

何かありましたら

ひかるさんのお題箱

*1:めちゃくちゃ都合がいいことに今まで現場がかぶったことはない。そもそも今年は自担の現場がない

*2:ここ最近は「〇〇の女」っていうのが自分周りでは流行ってる

*3:主に前髪のあるなし

*4:だからどうとかいう時期は過ぎました。ただ地方に住んでいるけど見に行くというだけ