おかわりください

観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

2018.4月の記録

引退シリーズに心を打たれている春…思ったよりも泣いてしまったので引退セレモニーの日は行かなくてよかったな、って矛盾した事を思ってました。なのでどちらかというと現場の主戦場は体育館的な所に通ってましたよ、という時期です。
仕事して体育館、仕事して体育館。

その中で行った4月観劇とコンサートとイベントの記録。*1

 

SEXY ZONE repainting Tour 2018 宮城公演4/16 昼@セキスイハイムスーパーアリーナ
追加公演が当たったので行ってきました!わーい!グランディで見るジャニーズ大好き!!アリーナはセキスイハイムスーパーアリーナというネーミングライツがついていますが私にとっては一生グランディだし、あの周辺全部まとめてグランディだからこの表記で問題ない(面倒くさいおたく)
で、これをここにわざわざ書くのには現場すくないなっていうのもあるんですけれどちょっと色々面白かったからです。
今回のツアーはデジタルチケットでのチケットになりますということで、当選→入金→3日程まえにデジチケQRコードの取得が出来る。確認して当日…3人分のデジチケが私のスマホで、なので当日はバッテリーも完備だし車でも繋ぎっぱなしにして何があっても大丈夫なように会員証、免許証OK!として挑んだ訳です。*2そもそも宮城公演に入るーってなったのは菊地風磨君を自担とするお友達がツアー発表の際にいきたーい!と言ったのでおいでおいで送迎するよ!ひかるさんも入ろうよ!じゃあ私が地元だし名義作る?*3やったー!〇さんも行こうよ!グランディ、行くー!わーい!当たったー!いえーい!わぁ…高崎先生の写真集イベかぶった…などの流れが存在しました。つまりメインの行くべき人は菊地風磨くんのおたくです。
私以外の二人は東京より新幹線でばびゅん!と来てもらう予定で、私の最寄駅まで移動してもらいそこからお昼ご飯的にパンでも買ってからグランディでもそもそ食べようか~という話をしてそれに間に合うような新幹線を二人は取っていたんですね。
そして当日朝。
時間を逆算してあれこれ準備してた私の所に鳴り響いた携帯電話…
「寝坊して新幹線間に合わない」

「うそお!」

「ぶはははははははは!!!!」

一番上、メインのきくちの女。二番目、推しは高崎先輩だが予定を優先してくれる女、三番目わたし、です。

まさかのメインがセクシー寝坊して出遅れるという出落ちすごい。めちゃくちゃ笑いながら冷静に新幹線の時刻表を見てこれに乗れば大丈夫だ、はやぶさだ、間違ってその前に出てるやまびこはだめだぞ、と指示しながら仙台在住の私と元仙台在住のふたりでプランを立て直す。本当にすいません…ときくちの女に言われるけど「ネタにするから大丈夫」と言ったのでこれ書いてます。合流までも迷子が不安だったので新幹線改札からアテンドし乗車!!セクシー出発!!で無事に開演30分前には入口につきました。まあ、ざっとこんなものですね。ばさぁ!(山姥切まんと)
この時点でまだ座席が分からないというジャニーズのデジチケ本当にあった怖い話。駐車場から入口まで歩いている間はグランディでおすすめの席、主にスタンドの話をしていました。私はスタンドの、真ん中よりちょっと引いた所、センステが綺麗に見える所が好きです。グランディはバクステに席がないのでメインスタンドを正面から見えるスタンドが無い、代々木第一の小さい版のような会場です。

入場口では人数の確認をされ表示させたQRコードをリーダーに読み取ってもらうと座席表が出てきます。伏せた状態で手渡されたそれを持って皆揃って入場します。これ全員同時入場しなくてはいけないので寝坊したきくちの女をどうしてもピックアップしなくてはいけなかったのです。紙チケだったら当日までに渡しておいて座席で集合!とかしてたのに時代が逆に面倒になった気がしないでもないデジチケ。
どれどれどんな席が来たかな?とひっくり返してみた私…「え??アリーナ??アリーナか…」背があまり大きくないので埋もれの後方アリーナだと見づらいのでスタンドが良かったなあ…という私の心の声は実際発された自分の声にかき消されました

「ぎゃっ!!!アリーナAなんですけど!!???えぇえっ?!」

つまり一番前のアリーナブロックです。
えっ、嘘っ!てなりながらそれぞれに座席表渡して会場アリーナブロック案内を見たら「ぎゃあああああ!!!」ってなるしかない席であった…
メインステージのど真ん中にはセンターステージに繋がる花道があるのですが、その花道脇のアリーナA、つまり限りなくドセン。
そして4、れつ、め…???えーと…とアリーナを前に進みながら「もうこの辺でよくない?」とアリーナB辺り通過しながら言ってました。すごい神席きたこれ…となり席についたのが開演10分前くらいだったのですが始まってからも凄かった…
もう、立ち位置がどんぴしゃで菊地風磨くん目の前すぎて何度か隣から断末魔が聞こえたし一回は本当にだめになって顔を何故か伏せるから私がきくちくんに向けて「この人あなたの事が好きなんです」って気持ちを伝えるために持っていたペンライトで隣のきくちの女の顔照らした。いやあ面白かったなあ…寝坊はフラグだったんですね。
コンサートそのものも面白かったなー!セクゾンちゃんのコンサートは恐怖の回転寿司さいたまスーパーアリーナ以来だったからきちんとグループのコンサートになってる事に良かったねえ…となったし、なんていうか頭の良い人が作ったコンサートだった。ジャニーズのコンサートってコンセプトや何やらをメンバーが決めたり、演出も主導するパターンと演出が別にいるパターンがあるんだけど、今回はきくちくんなのかな?っていう感じがした。パンフとか見てないから本当の所は分からないんですけど今流行ってるものとかを取り入れたおしゃれなステージだった。ソロ曲も音がおしゃれで若いー!げんだいのこ!って感じがすごいした。ジャニーズって色んな意味で最先端の技術は持っているんだけど表に出してくる曲(シングルとか)はちょいダサな事が多くそれがいいんだけど、だからちょっと時代の流れを汲んだEDMとかガンガンするのやると「ジャニーズぽくなくてかっこいい」みたいになって。その辺がもうセクゾン位の年齢層になると無理なくどちらも自然に共存してる。ただし、勝利のソロ曲が時代に逆行してめちゃくちゃ昭和。帝劇のショウナンバーでしょ、あれ…
もしひとつ注文をつけるのならもうちょっと粗さというか勢いだけでばっきゅーん!てする所がもっとあっても良かったかなあ、という気もしないでもない。それは彼等がまだまだ若いからで、今!しか!見れない!!もの!!!!っていうのが勢いで欲しかったような気もするんだけどそれだけコンサートの完成度としては隙があまりなかったんだね。
お衣装がめためたかわいかったのですけどセクシーセンキューでおなじみ中島健人先輩はあまりの脚の長さに逆に面白い事になっていて「足に顔がついてる」って何度も繰り返しつぶやいてしまった。けんと先輩と総マリちゃんのユニ曲ちょうちょうかわいかったしMステ仕立てなのもめっちゃ面白かった。バックのジュニアが雛段芸人しているし、出てないメンバーも雛段でノリノリなのあれはいい。
あーマリちゃん早く東宝の舞台、クリエでやるような舞台出て。宝塚とジャニのサラブレッドマリウス様…
終わってからグッズ販売に並んでどうしようかなーと迷って集合お写真を一つ買いました。全員集合と、今回のツアーでのユニ曲の振り分けと、シンメと年下組の写真が入っているの大正解大正義!!
宮城に、アリーナツアーで来てくれて本当に本当にセクシーセンキュー!!!

〇舞台『乱歩奇譚 Game of Laplace ~パノラマ島の怪人~』4/18マチネ@シアターサンモール

まず初めに。私の中で好き嫌いよりも無関心の方が低い価値観であることをお伝えしておきます。
その上で私は舞台乱歩奇譚を手放しで凄く好き!!!とは言えない。
良かった、凄かったと思う所は沢山あるのだけれど凄く好き!!とは言えない。これはマイナスの意味ではなくて(それならそもそも二度目のこの舞台を見に行っていない)好きという気持ちを抱くまでにいっていないのだな、という所に留まってる。まだ私の乱歩奇譚という舞台に置いての気持ちは、重たいおもしのような物が見てからずっと乗っかったままでいる。
シアターサンモールの使い方も、舞台美術も(マネキンの額と助けて!って伸ばされた腕に震えたわ…)始まる前のSEと照明、映像から水底にいるような感覚もとても好きだった。それでもなお凄く良かったから見に行って!!と誰かにポジティブにすすめるような気持ちにならない薄暗いものを抱えて帰ってきてしまった。
これは乱歩作品だったな…って事をまざまざと見せつけられた2作目だった。
お話はとても面白かったです。
対比になるハシバ兄弟、カガミ兄妹の左右と手前奥で繰り広げられる感じとか凄く良かったし今回もキャストさんの演技がキャラクターにぴたりとはまっているというか(原作見てないからその辺少し曖昧)単純に初見で面白かった。
特に鷲尾さん。わっしーをサンモールで見るのって初めてサンモールに来たpnishの公演ぶりだったのでちょっと感慨深いものがあったのだけれど、この人も声に説得力のある声の人だった。信じてしまいそうになる。あの手のキャラクターって実際の事件があかるみになってからサイコパスとしてよく見かけるようになったなと思っているけれど自分が見た中でも一番自分もその場にいたら信じてしまいそうだった。
カガミ警視役の富田翔さん。あぁ…もうこれを翔さんにやらせたくて、やってもらいたくてカガミのキャスティングしたんですよね…という咆哮に分かっていても胸が痛くなったし目を背けたかった。原作を見ていないけれど一番最初に乱歩奇譚への出演が決まった時にどんな話でどんなキャラかはさっと調べた。そこで絶対芋虫にいきつく。なので把握はしていたし、ああ…それをやるのか…とは思っていたけれど実際に生身の人間が目の前で繰り広げる事の衝撃は頭で理解しているのとは段違いだ。
そこからのカガミ@翔さんは圧巻で辛い気持ちと目を離せないのともう一緒くたで微動だに出来なかった。この一回しか見なかったけれど、まんまと最前列でまんまと色んな意味でカガミ警視シート過ぎたのでこれ狙い撃ちされてるの…ここ翔さんの枠の席なの?と涙目になってたけど、スナガに復讐してる時は結構てらてらして見てました。
人間って本当アンビバレンツな生き物です…
最後の二十面相の仮面をかぶってしまった所から次作も翔さん出るのかしら…アケチと全面対決かしら…ううっ…となりながらあんまり気乗りしないなあ…となっても次回も見てしまうのだから吸引力がすごい。
このね、絶対見る!!じゃなくても、何で私これ観てしまったんだろうか…と、ずしーんとなる感じも嫌いではないのです。
乱歩奇譚を観劇したしょへたんのブログが面白かったですね。凄い衝撃を受けたのと同時に演じている側の負荷を感じているのが興味深かった。
私も荒牧さん*4みたいに「最高でした!!!」って素直にぶつけたいよ…
色々書いているけれど、変にやわらかーいものにならずに今の重たく苦しく、でも美しい舞台でいて欲しいなと思う作品です。

〇編集長シリーズ 荒牧慶彦「challenge」発売記念 イベント
福家書店のに行ってきました。もうこの辺引退するスポーツの推しの事でちょう!ちょう!情緒が不安定!!だったけどすごーい笑顔で「こんにちはー!」てする編集長にめっちゃくちゃ癒されました。正確に言うとお任せチェキがいつも通りで自分の前の人に「じゃあハグしよー!」ってしてる編集長見て楽しくなってしまった(苦笑)すごいブレないw
何回か荒牧さんの接触イベ行ってこの時に思ったのですけど結構鏡のような人だなということ。勿論いつも対応は良いし、ちゃんと楽しませてくれるし最後までお客さんを見てくれるというサービス満点の人だけれど一番最初に自分が行ったときの事をふと思い出したらちゃんと初めての人にというか慣れてない人に合わせてくれてたなあという印象で。この日は前の方に対するフランクなハグしよー☆とギリギリまでお話していたのもあった私のテンションも上がってたのでめちゃくちゃ笑いながら本人の前に立ったら向こうもわー!ってめちゃくちゃ笑ってくれるんですよね。発見でした。
翔さんと温泉いいなあ、とつぶやいたら「いいでしょーえへへ☆」って翔さんのおたくとして完全に敗北して帰ってくるのでした。
編集長!沢山のイベントお疲れ様でした!!

 

 

*1:見事にひとつずつしかなかった

*2:ちなみに閉店拒否3連したいつめんになりつつある3人

*3:すぐ名義作りたがる妖怪名義おばさん

*4:TO