おかわりください

観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

2018.5月の記録

先日書いたスポーツの推しが無事に現役引退しました。無事、なのかどうかは分からないけれどシーズン終了しました。最後は自分の手で得点を決めてそれを会場の人達が喜んでくれていたのが分かっておんおん泣きました。以前一緒のチームにいた人が相手方にいたのですが、最後の得点が決まった瞬間飛び上がって喜んでいて、いや君は敵なんだが、とほっこりした気持ちに。ありがとう。
そして毎週のように引退特集を組まれており…私が応援している人の内で一番世間的には名前が知られてない人が一番このひと月電波に乗ったという異常事態。本人はあっけらかんと次のステップへ進み休む間もなく仕事をしひとつ大きな成果を出したお知らせが来てスーパーガッツポーズ!!
あと数か月したら開幕する新しいシーズンではもうユニフォーム姿を見ないのだなあと少ししょんぼりしてるけれどそれどころではないのだ。


そんな5月。仕事もひいひい言っているので現場は少ないです。気持ちとスケジュールの折り合いがあまりつかないだろうな、と上記の理由から分かっていたのであまり頑張らないでいました。

 

〇 編集長シリーズ・荒牧慶彦「challenge」校了紙お渡し会 5/5
これ場所シークレット扱いなのかな?よく分からないので書きませんがなんだったの??と不思議なイベントでしたけど満足度は高かったです。

「素敵な高層ビルからの景色を背負った荒牧編集長のいるお部屋に呼ばれて、大きなデスクに座っておられる編集長から校了紙に責了ハンコを押して頂き受け取る」

イベントでした。
何だったんだろうwwもうその状況が面白過ぎて笑いがこみあげてくる私…不思議なイベントだったと呟かれていた方の言葉の意味合いが凄い分かったんですけど、まず荒牧編集長の恰好がラフ。編集長なのに肩はだけてる。けしからん。いいぞ。

 
私はもうこの状況が面白いってなったのと編集長イベントの最後なのでお仕事仕様で編集長お仕事お疲れさまですーと言ったら、お?ってなってから凄い笑顔で「お疲れさまです!」て返ってきてやっぱり荒牧さん鏡のようだなというのにまた確信を覚える。それならばこの思わず笑ってしまうという自分の癖も悪くないかなとおもいました(作文)
ムック本そのものもそれに関わるあれこれも楽しかったし何よりこれをリアルタイムで見れた事が良かったなと思います。今!今!っていうのを体感するのが凄い楽しかった。
こういう今ナウ上昇気流!っていうのを見てわくわくするのが本当に好き。

〇 演劇集団Z-Lion 東京大阪名古屋公演2018 『まっ透明なAsoべんきょ~』5/25マチネ@俳優座劇場

俳優座劇場はじめましてでしたけどすごく雰囲気のいい劇場で昔の映画館みたいな作りのロビーから客席にかけての動線が良かった。客席からの見え方とかはあうるすぽっとと近かったかな。何より4列目あたりから傾斜がついているのがでかい。聞いているかサンモール。コンパクトな小劇場って縦か横かって感じがあるけれど私個人的には横の幅がそこそこあるのが好みなので俳優座劇場ひとめで気に入りました。夜の再演とかここでやったらめちゃくちゃ似合そう。
本題。
もうセットがめっちゃくちゃかわいくてあのセットだけ見れる回、役者さんがいない時間にじーっと眺める時間のチケットみたいなの売ってくれないか…って入った瞬間から思ってました。妻極もそうだったけれど大道具として空間をつくるものが本物で構成されていて、そこに生身の人間が存在すると設定がファンタジーでもリアル感が増すのが凄い。どんなとんでも設定でもここにこの人達は生きているんだ、という実感を描きだすのにきちんと役回りを持っているセットがすごく素敵だ。
舞台となる喫茶店のセットだけで転換はない。その喫茶店が道に面しているので窓の向こう側の風景も作られていてガードレールとか道路向かいのお家とか見えるし、坂道に立っているんだなと分かる作りと役者さんの演技が最後にあんな風に回収されるとは思わなかった。

お話はすごく優しく切ない物語で、誰も悪い人はいないし、誰かを責めるひとはいない。疑心を持ってなんだ!と問い詰める事はあってもそこから話された言葉を責めたり否定する人がいないのは、透明な世界の住人達の不思議で変わっていてもどこか憎めないチャーミングさとひたむきさを皆好きだったからなんだろう。

切ないなあと思ったのはキノコ以外の透明人間、ピータン、サーモン、おいなりさんは既にキノコが今回体験したことが済だった訳なんだけど、その時何をしたかっていうのがね…切ない。それぞれお別れを経験しているのにあんな風に明るくかわいく、そして仲間のために!って楽しんでる透明人間たちめちゃくちゃかわいくてきゅんきゅんした。サーモンとおいなりさんの色味がすごいけどかわいいコンビが本当にお人形さんみたいに愛くるしい。ゆうまっちょの校條君は薄ミュ不知火からゆうまっちょなのふり幅でかすぎでめっちゃ楽しいでしょー。
翔さんのピータンはあの見た目で一人称「拙者」なのかわいすぎて顔を覆った(実話)ケンケンかよ…。
まず翔さんが小さな女の子と相棒みたいな関係性なだけで100点満点。
キノコとラズボみたいなことしてるのかわいいし、凄腕の販売人になってるピータンかわいい…。散々言っているけれど翔さんの声の説得力はどこの世界に置いても馴染みを見せる事が一番強みかもしれない。今回もピータンが事の説明をする役回りなんだけど「そうなんだ…」ってそのまますとんと落とし込む力があるあの声は以前に荒牧さんが話していた

 

「共演して感じるのは、役柄との間の違和感がまったくないということなんですよ。

――違和感?

荒牧 役を毎回、違和感なく成立させるって、当然求められることのようで、実はすごく難しいんです。どんな俳優さんも、以前にやっていた役の影が見えたりするものだし、だからこそ「この人はこういう役が合う」とか「ハマり役」というものができてくる。翔さんに関しては、いい意味でそれがない。どんな役でもすんなりと入っちゃう。僕もそうなりたいです。」

 

 

富田 翔×荒牧慶彦『炎の蜃気楼昭和編』シリーズ 濃厚ラブシーンができるまで - ライブドアニュース

これが一番近いのかもしれない。
翔さんが演じたどの役を見てもこの人は今までこうして生きていたんだろうなというバックボーンが見える、考える事が出来る演技を観ながらに感じるからこその説得力なのかな、という。違和感なく成立させる、それですTO。

最後の方のコウジ役の姜暢雄さんの演技が凄くよくて…そこで思わず涙がこぼれてしまったなあ…本当に些細な所なんだけれど気持ちが伝わってきた…

もう一人のキノコも見て見たかった。これは子役の子の雰囲気で大分変るだろう。
当たり前なんだけど釈由美子さんめっちゃくちゃ美人でかわいくて!眼福ーー!!ってなったので美人の遺影とかそんな24時間テレビのドラマみたいなのやめて泣いちゃう!!ってなった所での最後の最後で本当に泣けてしまった。
あの作りずるい。
カテコの後にもう一回EDがくるのずるーーーーーい!!すき。
どの登場人物も必要で無駄がなくて皆のキャラが立っていてコミカルだけど切なくもあってという素敵なお話だった。逆に言うとファンタジーにしないと大分重たい題材だった。

これから大阪名古屋で公演があるので機会があれば是非見てもらいたい作品です。

演劇集団Z-Lion 次回公演

さあ、来月は刀剣乱舞!はじめよう!!!ですね!