おかわりください

観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

あんステフェスティバル・9/24昼夕@横浜文化体育館

「おはよーーー!!みんなおきてるーーー!?」
あまりにもレンオザワ@スバルの掴みがよくて天才かと思ったあんステフェス。

起きてはいるけど寝てるかもしれないという所にちゃんとぶっこんでくるれんれんはえらい。
で、あんステフェスです。いや、色んな事があって皆様が運営への不信感を一気に爆上げして株価だったらだだ下がりしたんではないか??となりつつここは株主になって総会で物申したら一番早いんでは??と思ったりもしましたけどこの記事で特にこれ以上そこに言及はしません。どうにかなるだろって思って結果どうにかなったので(だから良いとは思っていないけど必要以上のヘイトもない)

横浜文化体育館で朝11時開演っておまえ…となったのだけれどここが一番自分都合がよかったので前日千葉市原から、横浜の友人宅まで移動しこの日の朝は楽しようと思った私。それは大成功だったけれど午前3時まで久しぶりの友達とあれこれ話してた&2年ぶりのじたんのコンサートで目がらんらんですよね。起きてるけど眠くないけど寝てるみたいな状態でれんれんの挨拶眩しい。
そしてこの日一番心配だったのは前にセクシー寝坊したお友達でね…前日にチケットを渡しながらセクシー早起きって願いつつ、朝起きて一番に起きてる?ってつぶやいたし連絡しましたが文体に始まる30分前に姿を現してくれた時は感動すらしました。
ここで一度私のあんすてフェス終わる。まだ始まってないけど終わる。

ここまで前置き。

 

 

 

 


色々つっこみどころはあったけどすごい楽しかったです。もうね、色とりどりのサイリウムの光と、私にとってはちょっと文化が違う振り方とを見るだけで楽しくなっちゃうお手軽な人なのでぶわーーって広がる光の海を見るだけでいえーーい!!みたいになる。なるんだけど、ちょっとつっこみを先に羅列します。disではないけどdisかもしれない。

①キャラ紹介が長い。
31人いるんだから長い!!!しかもそこでばばーん!って後ろにビズ出してきたところで本人たち出てくるのかと思ったら出てこねえ!!うそ!!ってなった。
ここ普通にユニばばーんて出した上で、一人ずつ紹介→なうの現地の映像と画像できゃーーー!言わせる所では???
あとユニ登場でユニ名かぶせてくるのは分かるんだけど顔にかぶせてどうする。何年目だよ!!ユニ名が顔にかぶっているのはギャグにしか見えないから。

②ちゃんとカメラが抜けてない
31人もいるんだから…ではない。ユニ別の時で抜けてない。ここ良くわからないんですけど卓の数、モニターの数、つまりスイッチングする素材を選ぶセレクションはすごい数をやってるな、って見てて思ったんだけどカメラが追いつてなかった事が多くてだな!今歌ってる人を抜くのは基本だけど背中なのはいただけない。!追いついて!頑張ってカメラ!!って途中から応援してた。あと、今泉ちゃん映すとこでしょ!!っていうとこでりっちゃんとかそういうところが割とあったし、昼はばっちり決めてたの二夕方はできないとか不安定さが目立った。どセンターで決めてくれてるのに抜かないとかどういうことだ。あと何でアリAの前に卓置いたし。見切れるでしょうが。

③ステージが低い。
って初日に入った友達がなげいていたのだけど、会場に入った瞬間に低っ!てなった。カメラもそうなんだけど、これライブと舞台って違うから初期設計が問題なんだろうな。

④セトリが行方不明
出てきて歌ってはけていくのを繋ぎ合わせてるだけで、無音、暗闇、無、みたいな時間が存在するのに途中で「なんだ…これ、フェスみたいだな…フェスやった」って気づく時間があった。2winkとあんでの時にちょっと合間に交流みたいなのあったじゃないですか、あぁいうのを入れるとかもうちょっと曲と曲の間をつめて入れ替わるユニメンバーでハイタッチして交代するとかするだけでも大分違うし、もう本当に矢継ぎ早にするとかいろいろ選択肢あると思うんだけど。でもKnigtsの歌終わりに、最後王様だけが残ってポーズ決めて終わるのは好き。
あと勝手にシャッフルとかあると思ってたけど、そうだね時間がなかったね。ごめんごめん。ナイキラ見たかった~

セトリがないので情緒が無いのですけど、初心者にはそのほうが優しいという友人のセクシー意見もあったのでこの辺は一長一短かもしれない。
後半に一瞬、お?流れが存在するぞ、セトリっぽいぞ??!!!みたいなターンがあったけど次の瞬間にはやっぱり行方不明になるセトリ。拉致されるヒロインみがあってちょっと面白くはなっていた。

 でも全員揃うんだからシャッフルとかさ!期待するじゃん?!他ユニのバックダンサーとか、部活とかクラスくくりとかさ!!っていうの地獄絵図のMCタイムとツイッターで見せてくれるあんステの福利厚生。特にツイッター芸が本当に2.5界隈でも群を抜いて見事なのであんステtwitter上映しよ…前ちゃんまだいて…

 

 と色々書いてしまったけれど、これだけ問題点挙げれたうえでたのしーかったーーーー!てなる事が出来るのだからあんステはえらいし、すごい。
アイドルを演じているということで成り立たせるライブって正直すごく大変だと思う。原作、あんスタを好きで「存在している!」ってなる層には二次元と三次元の境目の問題で(声とかスタイルとかビズとか色々)キャストのファンには目当て以外の問題とか好みの部分で。そして私みたいにもともとコンサートってこういうものっていう概念だったり経験値がある人間もいる訳で。そこを全部吹っ飛ばせるくらいの生身の熱がないとこういうのを成り立たせるのって難しいと思うのだけれど、その部分は本当に前に書いたあんステ三大センター小澤スバル・前山英智・橋本レオの存在感がまあ本当に凄かった。すごい。語彙力がなくなってしまうくらいにすごかった。
勿論この三人だけが凄いわけではないし、例えば紅月の三人。安定安心のパフォーマンスと芸達者っぷりが最後のステージとなった場所でもいかんなく発揮されていたしここにきてどどど直球の和もの盛りもりの新曲が三人のための曲であったこととか、にじみでる卒業のさびしさとか全てをパフォーマンスにぶつけてきた感が凄いよかった。
あと急に声を出さないと命をとられそうになるあんでとか。一曲やっただけで6曲分くらい疲れる流星隊とか。ふたご、本当にふたごとか。野うさぎにやべえ本物のショタきちまったな…らびおじ生きてるか…?とかすごかった。

とりすた。物語のどセンターである主人公チームであるからして勢いよくアッパーな曲が多いので盛り上げるのにはうってつけで小澤スバルのドル力が圧倒的に作動しているのだけれど、れんれんの一番すごいのは真ん中に立つ覚悟だと思う。それはスバルは無意識に持っている日本の由緒正しいセンター、レッドの立ち位置であるけれど、ふとした瞬間に見える小澤簾さんは必ずもそうではないのにスバルとして立っている時に一瞬もそれを緩めなかった。かっこいい、しびれる。あんステが終わる時に「みんなー愛してるよーーー!」ってハートを吹き散らしてくれるスバルが本当に好きなんだけれど、あれを最後の最後で笑顔でやれる人がいるグループは強い。
そしてトリスタはとにかく一緒に!四人で!!一緒に!!やれてうれしい!!!っていうのを前面に出してくるので共感型としてはすごい強いなあ。
個人的にこういうユニにあまりはまらないんだけれど吸引力は目を見張る。
戦ブラライブから思ってたんですけど一慶さん歌うまいよね…その歌が上手い人じゃないけどスバルがセンターっていうあるある図式が凄い好きなので、トリスタが未熟でもストレートな王道漫画のように勝ち残っていくのは安心感もあるのだろうなあ。
曲としてはWish upon~が演出込みで好きだった。俳優がアイドルをしているというのを生かしていたしセトリの情緒を感じられたのと、最後大サビをセンステで歌うスバル…たとえ音を外していてもその堂々とした佇まい…好きだぞ(センタースキーのいいねポイント加算)
横浜らすと、鳴りやまないアンコールに出てきたれんれんが「色々事情があって、やれないんですけど!」ってぶっちゃけながらしてくれた挨拶すごい良かったし、何よりその時にスバルじゃない顔をしていてあれはスバルを演じていたんだなあ!っていう当たり前の事に俳優の底力を見たしスバルを削ぎ落した小澤廉の顔がすごい恰好よかった。

ふいーね。前ちゃん…。例にもれずに前ちゃんいかないで教なんですけどそもそもfineって名前でもう最初から倒されるべきラスボスって立ち位置のfineの、初代としての幕引きがあまりにも強すぎて完璧で眩しかった。自分の初見がどせんもどせんの、0番延長上だったこともあって真正面からくらってしまって。個人的に卒業ソングよりever lasting songがものすごくて。なんだろう、もう圧が凄かった。ちょっと確認したいことがあってTSF円盤を再生したんですけど、TSFよりすてふぇすのほうが歌も上手かったし迫力が段違いだった。そんないきなりアリーナクラスでステージしろっていっても無理だったりするもんですけど、稀にいるだよね、会場の大きさに比例して自分の器を大きくできるひと。前ちゃんが、一真くんがそうだったなあ…。会場のスクリーンに抜かれた歌っている時の表情は劇場というアリーナクラスのものから見ると小さな場所で伝える事ので切る繊細さを保ったままで圧をでかくしてくるという離れ技を見せてくれた。
悲しいとかさびしいとかじゃなくて凄すぎてever lasting songの前ちゃんの大さびあたりからぼたぼた泣けてきてもうずっとぶわーーーーって目をかっぴらいて泣いてたんだけど、終わった後はすごいものを見せてもらったーーうわーーありがとーー!な気持ちで寂しくなかった、けど前ちゃんいかないで…ってサビを繰り返してしまう。サビだから繰り返すのは仕方がないこと。
こういう未来を、場所を最後に用意出来て良かったなあ。劇場でないことで本筋とは違うかもしれないけれど、紅月もfineもこういう大きな場所でのパフォでのお別れが似合っていたし最後まで強く正しかった。
本当にねえ、あの強さを誰かにぶつけたり仲間と分け合うのでもなくてただひたすら真っ直ぐに上に放つ昇華型タイプなのが素晴らしかったです(センターポイント加算)ただ純粋に突き詰めないとああはならないんだ。それが前ちゃんと英智が重なって綺麗な景色を見せてくれた。
もっと見ていたいという気持ちはあるにせよ、終わりのひとつの形として本当に美しかったと思います。
fineのパフォが終わった後ペンラを振るのでも名を呼ぶのでもなく拍手がずっと続いていたのが「舞台」であることの証みたいで、彼等にとって何よりの餞のようでとてもとても素敵だった。


ないつ。顔がいい。TKファミリーの歌ばりにサビの「顔がいい」から始まって「顔がいい」で終わるないつ。顔が良いボーイミーツガール顔がいい。
曲は圧倒的にないつが好きなんですけど一番振り付けもけんかしてるのがないつ。どういうことだ。でも圧倒的に顔がいいしそこは売れっ子揃いなのでなんていうか心得ている部分をきちんと体現できている。まあ正直そんなにダンスも上手いわけじゃないんだけどスクリーンに抜かれた時の表情が毎回きちんとその役柄での表情としてドンピシャで顔がいいから単純にきゃほー!てなる。
そしてレオですよ。Jokでしょへのレオ見て「うっわーーーーやっべえの見ちまったな」ってなったんですけど本当に化け物みたいだった。前にJoKのエントリで「センタ―をやれるけれどセンター属性ではないひとたち」みたいに書いたんですけど、持ち歌で歌うようにないつのメンバーは皆剣で、それを扱える王様がいることで完成するわけですけどそこにドンピシャのカリスマレオを体現できるしょへ本当にすげえ…語彙力がもう無い。すごいとしか言えない。
前述したスバル、英智が方向性は違っても光輝くほうを無意識にでも求めるタイプのセンターであるのに対してレオのそれってもうちょっと薄暗いものを持ってる感じがして、なんていうか有事の時以外封印されているめっちゃ強い武器みたいな感じがある。なんかねえ…こういう人好きになった人が苦労するよね…泉ちゃんの話だよ。
これはきっと段取りで台本あるんだろうなっていうところがめっぽう強いあんステの皆さん(役者だからそう)の中でもぶっちぎって好きだったのがないつの2曲目、皆大好きFoJの始まる前にレオが「行くぞ」って言う時の戦う気満々の瞳。もうあれが凄い好きで完全に撃ち抜かれた。私が絶命していると周りで「えっ…レオくんやばい…」って声が漏れてたので大満足でした。大千秋楽で「行くぞ」の前に「セナ…ナル…リッツ…スオー…」ってメンバーを呼んでからの「行くぞ」でそれが凄い良かった!と友達から聞いてまた絶命しました。なにそれ。絶命する(してる)

おふぃーねちゃんのever~がよすぎで圧倒的力で殴られて頭がぼんやりしている所に暗闇に玉座が置かれたのであひいいいい!!ってなって私の強い双眼鏡で覗いたらもうね、そこに座ってる橋本レオがすっげえ顔してたんですよ…なんつー顔するんだ。天才だな。
JoK済みのステないつは強い。自分達が一番つよい事の自信があるし、ステのないつは本当にないつが好きでいじらしいなっていつも思うのだけれどこの日もそうだった。レオがいることで完成形になる自分たちに自信がある。そして顔がいい。
嵐ちゃんがmy feceで頬をぴん!て自分で弾くところすっごいかわいいし、カメラに抜かれるタイミング把握してくるりん!て表情変えるのがすごいおねえちゃんで大好き。本当今更いうことでもないんだけど圧倒的に美で双眼鏡われるかと思っては毎回覗いては驚くよね、美しい嵐ちゃん。りっちゃんが客降りで兄につかまったところで嵐ちゃんと遭遇して、あら、りっちゃんどうしたの~?てした嵐ちゃんを兄者にぶん!て投げつけて逃げてたんだけど(酷い)嵐ちゃんはさくまーれとぶつかる形でもウィンク決めてて強く気高く美しかった。最高。それでいて寝ているりっちゃんにやり返すのも最高。
かさくんは…あのパフォよりもこうニーボーイ的にお疲れさまですってなってしまうんだけれどスタイルがよくてどの振りもストレートにするのがとってもいい。かさくんがいることで成り立っているないつのばらんす。
泉ちゃん…あのあんステ勇退されるときには泣きながらエアで花を贈りますから言ってくださいね…。レオがいるないつすごいでしょー!って顔している泉ちゃんですけど本当翔太くん演技力で踊るからおもしれーなー!ってなりながら完全に見せ場の所ドヤ顔で歌っているのにスクリーンに抜かれるのりっちゃんでずこー!したよ。好き。
あと本当せななるの並びがやっぱりめっちゃ好き…金銀シンメつよい。なんていうか初期面二人が強いのが最高だよね。あと初演からだからなのか二人、シンシャは明らかにあ踊り慣れてるのがかわいい。
りっちゃん。いつ抜かれても顔がかわいいりっちゃん。ビズ撮影時のより本番のがメイクかわいかった。前より踊りが柔らかくなったなって印象だったんだけどあらまきりっちゃんが偉いのはきちんと決められたアピールポイントをきっちりしてくれることです。襟元ぐいって開けるとろとか自分がセンターに立って歌ってそこが終わって移動するときに小さくファンサいれるとか。そういう細かいところをきちんとしてるのアイドルとしてえらい。かわいい。そして翔太くんだけでなくむーさんにもやられてるときはただのあらまきくんでかわいかった。嵐ちゃんの所で書いたけど対兄の時ひでえが発生するのにシンシャで床に落ちた羽を拾ってえーちにふわ~って投げかけてるりっちゃん最高かわいいね。お小遣いあげよう。

れお。さんざん書いたけど本当化け物みたいなセンター様で。このタイプ、この人たらしタイプって出会ったことあるかなあ…近いのはすばるさんじゃないか?って思った瞬間にちょっと頭抱えちゃったよね…。騎士を束ねる王様でありながらも一番抜き身の剣に近くて、獣みたいな瞳をしているレオが自分の信念に対して真っ直ぐで曲げないからこそ誇り高きKnigtsになっている。橋本レオの、まっすぐ前を見つめた時の強い、敵を見据えるような視線の強さが本当大好きだ。きっとそれをないつの皆が大好きなんだなって感じるのがステないつのいじらしさだなって思ってるんだけど、あのレオの瞳をぽん!て出せるしょへはすごい。天才。
こんなセンターいたら絶対手放したくないよ。さよならのときはいっしょだよ。
あとないつの歌ってすごい内向的っていうか自分達の歌なんだよね。それが好きです。ここであげたとりすたが「きみとぼくでいっしょに」だとしたらふぃーねちゃんは「もっと高い場所へ」で、ないつは「おれたちの誓い」みたいな所があってそこの違いも面白いなあと思ってみてる。

 

 本当に絶妙なコンテンツだ。
アイドルのコンサートってパフォーマンスにお金を払って見に行くわけだけれど、コンサートって基本的にはその人、そのグループを好きな人しか来ないのだからどこか身内感というか素の部分が出たりしてそれが見てるこちら側からしたら嬉しいし楽しみだったりする。ここでしか見れない顔があるし、見た事ない人は「あんな風なんだ!」って驚いたりもするし、そうなんだよ~みたいな会話をよくする。それがあんステのような「アイドルを演じる」コンテンツはアイドルを演じている役者さんがステージ上におり、そのキャラクターらしさを演じてライブをする。二重構造みたいな、劇中劇にも似た作りで、誰の素もそこには乗っかってない。
けれどキラキラしたものがある。これが恒常的に見れるものでないからこそ楽しい!って言う部分もあるのかもしれないし、そういう意味では本当にフェスティバルだった。

書いてる途中でリアルに新作のキャスト発表されていて、いのちゃん?!?!ってなってしまったんだけれど、さあこの先このコンテンツどうなるんでしょうねえ。
そろえるの大変だからないつもあれが最後でした!って言ってぬるっと卒業かましてもらってもいいんだけど、その時は全員一緒がいいしどう考えてもにだいめぶす!っていう未来しかないくらいに本当に顔がいいないつ。
同時に皆一緒に卒業で横アリ位ぶちかましたいよねーー!とかも思っちゃう。

おこぼれみたいにもらっファンサを思い出してはにやにやしちゃうので大変楽しい9月のお祭りでした。
じゃあ、またね!!お家に帰るまでがコンサートだよ!!