おかわりください

観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

2018.10月の記録

お、おわったーーーーーーー!!!まだ今月終わってないし、今月のいつもの仕事も残ってるけど本当にきつい時期が終わってそのご褒美みたいな遠征も終わってすごい満足してる。明日からまたにこにこ仕事してます。
今月前半は自分新感線の公演出てるのかな??ってくらいずっとぐるぐる回っていたんですけどきちんと予定通りに人が戻ってきてくれてからはちゃんと休めてるので喉元過ぎたのでもういいです。にこにこ。

そんなこんなでまったく余裕もないし、車検の支払いでお金もない!!ないないない!!だったので全くといっていいほど見てないのだけれど多分これが地方のおたくとしては普通。

 




〇音楽朗読劇 ヘブンズレコード~青空編~ 10/12ソワレ@有楽町よみうりホール

突発で入ってきた仕事が無ければ前ちゃん回も見れたのに…とぎりぎりしたヘブンズレコード。
阪神大震災での実際にあった出来事をモチーフとしたお話が3編、実質としては4編紡がれます。
先に言ってしまうと涙を流すことはなかったです。
多分これは受け取る私の問題なんだけれど「あぁ…あるね…あったねそういうこと」と思う事が多くあって繰り広げられる物語とその感情に引きずられることが無かった。悲しいとか思うよりも自分の中の実体験としてあることが大きいからなんだろうなあ。

私が実際に被災したのは東日本大震災です。その震災の時の記憶がまだある状態で阪神大震災の物語が描かれるのを見てもしかしたら初めて阪神大震災を身近にというか他人事ではないと感じる事が出来たかもしれない。それくらい東北から関西の事を想像するのは当時の私には難しかったし、もしかしたら今もそうだ。*1

ヘブンズレコードで描かれた物語、そこにあった悲しみも切なさもすぐ自分の身近に似たようなものがサンプルという言葉にしてしまっては悪いけれど取り出せる形であった。あそこで読まれたことは珍しい事でないのです。
それをね、知ってもらうというだけでもこういう舞台や作品は意味があると思う*2エンターテイメントとして非日常の楽しみをそこに求めるものとしては違うと思うけどもね。あと物語としての重たさは特に感じなかったのです。多分あれは現実のほうがよっぽど重たいって事と同じ感覚で、現実よりだったからですね。だってあぁいうものだったのだ、震災は。
最後に象徴されるように震災のような多くの人の命を奪ってしまうこと、生活が一変してしまう事象って本当に大変なのは「この先の未来がある人」のほうだ。
生きていかなきゃいけない。
生きているうえで当たり前だったことが全部意味が変わってしまう。

昨日まで当たり前にしていた事も、当たり前だった景色も全部が変わってしまう。
それでもその当たり前じゃなくなってしまった今を生きる事さえ奪われてしまった人もいるのだからそこにつらいとか苦しいとかいう気持ちを出しちゃいけないんじゃないかみたいな風潮があったりして、頑張りすぎちゃうところがあったりする。
前を向いて生きていかなきゃいけない、亡くなった人の分も。って、そんなにすぐに前を向けなくてもいいのだと思っているのだけれど生きていく限りは前を向かないと転んでしまいそうになるのだから厄介だ。
それが最後、ラストシーンで登場人物たちが全員で同じ方向を強いまなざしで、そこに敵でもいるかのように見ていたのが凄く印象的で好きだった。
あれは未来を見ているようでもあったし、自分達から日常を奪った「震災」に対する敵意のようなものでもあった。どちらにもとれるしどちらもなのかもしれない。
話で一番好きなのは3番目。島崎くんとユウミちゃんの話があーーかわいいーーってなるところもあってかんだい君演じる島崎くんがザヤンキーからのいいやつなのと小春ちゃんがふわふわ美少女はまっていてすごくかわいかった。でもあぁいう話も…うん、知ってるからね…おとぎ話ではない。
朗読劇ではあっても身振り手振りも体動もあって、震災の物語であるからこそ「動くことを奪われて」朗読劇という形態にわざとしたのではないかと思うほど皆動きたがって動きだしそうだった。

二つ目のお話での銭湯にタケル君が行ったという話。あれめっちゃくちゃわかる!!すごい分かる…!!ってなっていた。実際に私もお風呂に入れなくて(断水が直らなかった)営業開始した銭湯に行った。すごい感謝したし誇張なしにお風呂に入れた事で本当にしばらく生きていけると思った。同時に銭湯を営業しようとした気持ちもすごく分かる。いつも通りをどうにかしてしないと折れてしまいそうになるんだ。この話の時に亡くなってしまった時に当たる照明が変化して視覚効果もえぐいな…と思ったら最後がピアノが三途の川だったのが…生きている人と死んでしまった人は同じ方向に歩いていけないもんね…
シスターの時にも書いたけれど、私は荒牧君の声が好きなので朗読劇はそこに重きをおけるのですごく好きなのだけれど、役柄的にくるくる表情は変わるし結構動くので見ている分にも楽しかったです。あと台本めくるの早いな?と思ってたらそれぞれの役柄毎に台本が違っていたんですねえ…。関西弁お疲れさまでした。
どこ目線だよですけどこのタイミングで2.5のキャラクターを再現する事がまずある舞台ではないものを演じる事が出来たのはとてもよかったんじゃないかなあと思ってみてました。タケル君、2018年現在だとアラフォーくらいだよね…ふふふ…って思いながら。
青空編じゃないのもあるのかなあ。


〇TOMOHISA YAMASHITA LIVETOUR 2018 UNLEASHED~FEEL THE LOVE~

10/25@札幌文化芸術劇場

大分仕事で精神をやられてそこから少し回復してご褒美の遠征ー!!久しぶりの北海道ーーー!!最高ーー!!食い倒れーーー!!北海道に行くとここ!ってお店がきまっているのでもうライブの前から食い倒れて「もう帰ってもいい」とかいうところまでがお約束です。
ライブ内容についてここでは特にふれませんがおよそひと月ぶりに見たじたんがso cute過ぎたしおもしろすぎた。投げたフリスビー壁に激突してたんですけど新しい劇場なのにww

劇場 | 施設利用について | 札幌市民交流プラザ

リンク先見てほしい。この劇場新しくてすごい良かったから(コンサートにはそんな向いてないと私は思う)刀ステあたりそろそろ北の大地いかない??

刀ステなら行くよ。2000席くめるし、ホワイエがありえねえほど広い。上階も広い。トレーディングエリアだなってところあったぞ(ありません)アクセスもめっちゃいい。ぼっちでも下の階が図書館だからいいぞ。
刀ステ北海道の際には私の本気のグルメアテンドしますので皆行こう。


あ、あとスポーツのほうも推しが引退してから初めて生観戦してきたんですけど、やっぱりちょっと最初寂しい気持ちになりました。そこに居るのにいないのは何かちょっとね…もう何年もいるのが当たり前だったのに居ないって最初ついていかなかったけど新しいフロント陣が凄く熱意と愛情をもってチームを支えてくれているのが分かって変わらず応援していこうと思ったのでした。推しくんにはちょっとさびしいねって言った。そしたら笑ってたわ。苦笑。

そんな感じで神無月を乗り越えられました。
来月はスパート!現場!現場!現場だ!!!!!という感じなので楽しみです。
さいぼう舞台からのじたんコンってスケジュールおもしろすぎない?!

寒さがどんどん進行してますので皆さまご自愛くださいね
仙台来週雪降るんだって…

 

 

*1:2011年当時、震災の後に関西に行くことがあったけれどあまりにも日常が繰り広げられて少し混乱した

*2:特に見に来る人の客層を考えたら