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観劇したりイベントにいったりの記録です。基本的に自分メモ

運営GACHA~秋の切なさは日替わりの汁物で~

舞台関係の事とは関係なくスポーツの方の推し君その後です。

先日の記事の中でもちょっと触れましたけど試合会場にはいるんだけれど試合には出てないのでちょっとしょぼーんとしてしまう瞬間がある。
そもそもその競技自体が我が家の国技みたいなのものなので見る分応援する分には楽しいんですけど(普通に違うチームの試合もテレビや配信で見る)いたはずなのにいないというのは秋風と相まってセンチメンタルな気持ちになってしまいますね。
ちょっと想像してもらいたい。舞台観劇を趣味、ライフワークとしている皆さんの推しさんが引退しました。次の公演から裏方になります。と言われて、次の公演に行ったら推しさんがロビーでチケットもぎって「こんにちはー!」って声をかけてくる。こういう状況です*1
俳優さんと違ってどうしても現役生活に限界はあるからいつかくるとは思っていた事ですけどもneeeeee……タッキーが芸能活動引退して裏方に回るとかそんな話が出た後だったりもして、なんだか余計に寒さを感じた秋の日でした。

 

 

 

さて記事のタイトルです。
応援しているチームの運営が変わりました。そもそもこのために推しくんは引退しました。低迷していたチームを強くしたい!となったために彼は戦うフィールドを変更し現役を引退して運営チームに入りました。そこには新しい社長さんからの声掛けがあったのだと言います。
まだやれるんじゃないかという声も沢山あったけれど目標をまた違う所に設定してしまった推しくんは決心も行動も早かった。知ってた。
そうして立場を変えた推しくんですがチームの看板としての仕事もこなしており、もしかしたら現役の時よりもメディアに出たりなんだりが増えました。えっ、どういうこと?となりつつ先日は全国ネットの番組にも出ており、お?おお??と戸惑いを隠せない。
いや、全国ネットでチームの名前背負って出るってめっちゃくちゃいい宣伝になったね??職場でも見たよー!って声をかけられることが多くいい機会だと思ってチケット斡旋しておいた。ナイス営業私。

そして運営チームGACHAの話です。
推しくんにチームを強くしよう!もう一度立て直そう!と声をかけた先輩が新しい社長さんになり根本的な改革を行いました。
正直な所応援しているファンは戸惑いもあった。強くなって欲しい!強いチームが見たい!という気持ちはあるけれど潜在的な所で「今までのままで」という気持ちもあるのです。これは主に地方のチームにありがちだと思うのですけれど、一度一緒にシーズンを戦った選手への思い入れが凄くある。どんなに勝てなかったシーズンの選手でも皆大事に思ってしまう。けれど勝ちたい!強くなりたい!そういう気持ちもあるしで正直前シーズンの布陣のまま同じことをやってもどうにもならないよな、って少し引いて見ている私は思っていました。
お客さんが半分しか入らなかった演目を同じキャストで再演するひと、いないでしょう…
でもそれをね…何となく望んでいる空気も感じてた。
そして新しいシーズンのあれこれが徐々に発表されていった時、あまりの変更に戸惑いがまず全面に押し出されてた(というのを観察しているわたしキモチワルイネー)
発表された変更点を舞台になぞらえて羅列します。
①演出家が変わるよ!!
これは皆やっほー!!した。実績のある演出家さんであり、強い座組みを作る人だからだ。少なくともここ数年より金をかけて勝てる座組みを作るという意思をこの時点で感じた。
②主演変更!!
戸惑いその1。推しくんが引退したことによりスライドしそのポジションに今までチームに居た人が昇格したのではなく外から招いた。実績もありむしろ来てくれて嬉しい!!まじで!!だったがこの時点で皆が気になっていたのは昨シーズン推しくんとW看板だった人が残留するのか?えっ?だった。この時点で主演とはまだ確定していないが新演出家と組んだこともあるのできっとこの人がそうなると皆うすうす感じておりまあそうなった。
③割とたくさんの人が降板!!!
戸惑いその2。まあ、プロの世界なので仕方がない事とはいえ昨シーズン一緒に戦った座組みの皆さんの何人か…ぶたいとーけんらんぶ虚伝で言うと12振り中8振り位いなくなり、三日月宗近も変わったみたいな感じです…各キャストのおたくは悲しみにくれてどこのチームに行くの??遠くないといいな…というか出来るだけ早くお知らせして…とおろおろしだします。どこの世界も現場ガッツは頑張る。
他にも細かい事はあるけれど最初はわくわくしていた皆が日に日にどうなるんだろ…不安だな…という空気になっていくのが目に見えていたある日開催されたのが運営チームとファンが話し合うファンミでした。俳優のおたくのファンミとは違う意味合いですけど、それに参加した人たちが一気に態度を変えたのが面白かった。
それは推しくん、そして何より新しい社長さんの声をじかに聞いたのが大きかったようでした。
実際シーズンが始まるとありとあらゆる細かい事が変更になっており、これはスタッフさんが大変だっただろうな…と思う事も多々あったが今までそこもったいないなあ~と思っていた所が改善されていたり、そうするのかー!って目からうろこだった所もある。何よりすべてにおいて前向きだった。
本当に細かい所だけれど、リピートして何回も多ステする人には嬉しい変更がちょくちょく見られていた。大事。入場特典が少しずつ違うとか大事。物販の飲食メニューがさ、毎回違うスープ売ってるのめっちゃ嬉しいんですけど!!同じだと毎回食べなくてもいいやーてなるじゃん。季節に合わせた汁物すごくすごく嬉しい…

私がこの運営GACHA勝利した!!と確信したのは先日今のチームになってから初めて現地観戦した時のことです。
試合は勝利で終わり、所謂リピーターチケットを売り出すので是非お帰りの際にどうぞ!というアナウンスが場内に流れていました。初めて来た人にこれは一番効果的で「また見たいな」って思わせるのは良い試合、良い舞台を見せることに他ない。
会場から出た場所にリピーターチケット(しかもかなりお得)の売り場があり結構な数の人が並んでいて嬉しくなったのだけれど、そこでこちらでチケット販売しています!是非どうぞ!また応援しにきてください!と声掛けし列形成していたのは他ならぬ社長だったのです。
比べてしまって申し訳ないけれど、以前の社長はそういうひとでは無かったので(だからダメということではない)目に見える形で今やっている新しい取り組みを本気でこのひとはやろうとしているんだと感じる事が出来て何だかちょっと泣きそうになった。寒かったからね。余計にね…鼻水がね…。
そして地方巡業にも社長は帯同している…これは今までなかった事です。遠征していくおたくも嬉しいし選手にも緊張感も生まれるし良い効果になると思う。就任したばかりだからあちこちの運営との顔合わせみたいなこともあると思うけれど、この前某会場では観客が本当にいないのが配信で見ていたら分かって、行きにくい場所であるので遠征している人達もいないな…まあ、仕方ないよねぇと思っていたら社長と推しくんの姿が見えて「1000万力!!!」ってなっていたのちょっと面白かったです。
推しくんにいたっては昨日は西の方にいたのに今日のお昼過ぎに地元のイベント出るってどういうことだよ…元気かよ…現役だったら猛抗議もののスケジュール。

こうして頑張ってくれている!というのが目に見えるのはファンは嬉しいものです。
けれどやっぱり勝負の世界だし、結果が全てです。
勝たないと意味がない。その点でも昨シーズンと打って変わって現在地区一位。シーズンの終わりには悔し涙をよく流していたイメージの推しくんが会場の片隅でやったー!てしているのが嬉しいよーという声を耳にします。
現状を変えるって本当に大変な事だろうなと最近の燃えまくったあれこれを見て思うけれど思い切った事をしないと変わらないんだなと推しチームで実感もしている。もうね、誰かが腹を裂かないと組織を変えることは難しいのだろうな。
腹を切って、首を落としてでもこのチームの未来を!とした前社長と現社長に感謝しつつ、この週末の勝利にわーいわーい!しています。社長も推しくんも勝利!!って嬉しそうに呟いてくれるのすごく良い。
これからまだまだシーズンは続くので大千秋楽に皆で笑って終えられるといいな…そのために凄くひとつになっているのを感じる。
私は応援しかできないけれど
次行った時もがっつりお金落とすぞー!!
次はシチューだといいなあ…


*1:推しくん、チケットもぎりはしてませんけど